カンボジアのジャングルの中から都市遺跡を再発掘

先日、考古学者の研究グループがカンボジアのジャングルの奥深くで失われた都市・マヘンドラパルヴァタの遺跡を発見したと発表した。

クメール帝国の初期の首都であり、東南アジアで9世紀から15世紀に栄えたヒンドゥー教と仏教による統治が行われていたマヘンドラパルヴァタは、長い間存在が知られていたものの、遺跡を覆う密林のせいで位置を特定することが困難となっていた。

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しかし、LIDAR(Light Detection and Ranging)を使用したプノンクーレン台地のスキャンデータから、この遺跡の位置がついに特定となった。英国考古学開発財団のジャン・バプティスト・シェヴァンス氏率いる国際チームが5年の期間をかけて位置の特定に至ったとのことである。

「プノンクーレンの山岳地帯は、これまでほとんど注目されていませんでした。いくつかのレンガ造りの寺院の遺跡が点在していましたが、考古学的な調査地帯からはほとんど抜け落ちていました」

やがて、スキャンデータによりこの遺跡は実に50平方kmにわたる都市ネットワークを有していたことが明らかになったのだ。

「ダム、貯水池の壁、寺院、さらには王宮の囲いの壁は、今では土手となって確認できる線状の地形に接するか、一致しています。人為的に作られた景観はそれぞれがつながっており、全体的な都市計画が精緻に行われていたことを示唆しています」と研究者らは論文で語っている。

しかし、これだけの規模にもかかわらず、この都市は数十年ほどしか使われていなかったと考えられている。

これは都市の所在地が行き来の困難な山岳にあったため、クメール帝国もこの都市の代わりに新しくアンコールを首都にしようと考えていたことが推測できるという。




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(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©Trendz YouTube


 

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