周囲に埋められた武器の謎 ロンドンの遺跡「ハバリング・ホード」

昨年の9月、イギリスの首都であるロンドンで紀元前900年から800年のものとみられる遺跡が発掘された。

「ハバリング・ホード」と呼ばれるこの遺跡はヘイヴリングでの考古学的調査で発見され、槍の矛先や短剣とみられる石器が出土している。




しかし、この遺跡から出土した武器はすべて壊れたものであり、さらに何者かかが集落のまわりに少しずつまとめて時間をかけて埋められていたという事実が判明して注目を集めている。

今のところ、このような行為が行われた理由は判明しておらず、世界的に見ても類がないものとなっている。

ドックランズ博物館のロイ・スティーブンソン氏は、次のように語る。

「この発見は非常に重要です。なぜ当時の人々が貴重な道具をこのように埋葬めたのか、なぜ掘り出して回収されなかったのかという疑問があります」




一部の専門家は、この地で金属加工の労働者が働いていた可能性があり、壊れた武器は修理または改修の過程にあったものではないかと語る。

一方、埋められた武器が宗教的な供物として意図されていたものであるという意見や、鉄の武器の増加により価値がなくなった武器を投棄した跡かもしれないという説もある。

果たして、埋められた武器たちの謎が解ける日は来るのだろうか。考古学者たちはこの遺跡の更なる調査を行う予定だという。

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British Bronze Age / Ancient History Documentary

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Janet Gooch PIXABAY


 

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