
先日、未確認生物の筆頭であるネス湖のネッシーの正体が、学術調査の結果大ウナギである可能性が高いという結論が出た。
アトラスでも報告させて頂いたが、この発表は大きな衝撃をもって受け止められたようだ。この発表ののち、ネッシーをめぐる様々な動きが各地で見られている。
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あるベテランのネッシーハンターであるスティーブ・フェルサム氏は、実に25年以上も追い続けてきた。もともとドーセット出身の彼は、1991年にネッシー存在の可能性に魅了された後、当時就いていた仕事を辞め移動式の家でネス湖のほとりに住みながら研究することを選んだ。
今や、彼は世界で一番ネッシーを調査している記録保持者でもある。
そんなフェルサム氏が、この度「エイリアン」や「ブレードランナー」の産みの親である映画監督リドリー・スコットが共同設立した制作会社RSAが作成する新作の短編映画に出演することになった。彼は、ネス湖周辺で活動している架空のモンスターハンターを演じている。
「撮影が進むにつれて、この話が私の物語ではなく似顔絵であることに気付きました。これは、私がこれまで経験した中で最も予想外で、強烈で陶酔的な冒険の1つでした。」と、フェルサム氏は撮影について述べる。
この映画では、フェルサム氏が切り立った岩肌を登ったり、湖を泳ぐシーンなども撮られているそうだ。
監督のアレックス・ファレル氏は「ネス湖の水域とその下に住む生き物を取り巻く謎を捉えようと、心を尽くして獣を愛した男の姿を撮りたかった」と語っている。果たしてどんな映画になるのか、完成が待ち遠しい。
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Loch Ness Monster ‘Is Probably A Large Catfish’
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©Sky News YouTube