『いだてん』にカンニング竹山、抜擢された理由が「粋」過ぎる!

2019年9月20日、NHK大河ドラマ『いだてん』の追加キャストが発表となった。

俳優だけでなく、お笑い芸人や文化人などバラエティ豊かなキャストが登場することでも知られている『いだてん』だが、10月の放送からは建築家・丹下健三役の松田龍平、映画監督・市川崑役として三谷幸喜、内閣総理大臣・池田勇人役に落語家の立川談春など、個性的なキャストが揃う。

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中でもひときわ異彩を放っているのが、カンニング竹山が演じる国立競技場のすぐそばにある食堂「水明亭(すいめいてい)」店主である。

さて、歴史上の偉人でもない、一介の食堂の親父が何故、重要キャストに入っているのかという理由であるが、この水明亭の店主は昭和39年開催の東京オリンピック時に実に重要な役割を果たしたといわれているのだ。

水明亭は国立競技場に一番近い食堂ということで、腹を空かした世界各国のアスリートや観光客が日夜やってきたという。特に日本代表の男子水泳選手達は、この店に食事の世話を頼んでおり栄養管理を行っていたほか、聖火リレーの最終ランナーだった坂井義則氏が出番まで店内に隠れていたなどのエピソードが数多く残る、実はオリンピックの隠れた聖地なのである。




さらに今回、店主役に選ばれたカンニング竹山は、実際にこの店の常連客であり、なんと2017年の時点で竹山は「再来年の大河ドラマで水明亭の亡くなった大将の役があるなら世話になっている女将さんへの感謝の気持ちを含め俺がやりたい。 NHKさん、クドカンさん、親父さん出てくるならよろしくです^_^」と出演を切望していたのだ。

恐らく、竹山のこの熱意に絆された『いだてん』の番組スタッフがそれを汲み、キャスティングされたものと想像できる。

現状の視聴率は苦戦しているが、粋なキャスティングの『いだてん』は、多くの視聴者や業界人には高い評価を得ている。是非、年末のラストスパートに向けて一気に盛り上げ、視聴率も大逆転を狙って欲しいものである。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

画像『いだてん 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)


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