
2019年9月6日、生放送番組『首都圏ネットワーク』(NHK 18:10~18:52)に於いて、ちょっとイカした放送事故が発生したと話題になっている。
『首都圏ネットワーク』は、茨城県を除く関東地方のNHK総合で月曜〜金曜の週5回、夕方に放送されている情報番組で、関東地方から集められた新鮮なニュースをお届けするのがコンセプトである。
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この日、『首都圏ネットワーク』は人気コーナー「いってみよういってみたい」を放送。このコーナーは関東地方のNHKアナウンサーをゲストに呼びトークをするのである。
さて、放送事故は番組終盤の18時42分ごろに発生した。コーナー途中、スイッチャーのミスなのかスタジオの全景が大写しにされたのである。
なんと、スタジオはグリーンバックの殺風景な場所に女性アナがひとりで座ってるだけで、放送ではそこにいるはずのゲストであるもう一人の女子アナの姿は見当たらない。
どうやら「いってみよういってみたい」は、『サンデーモーニング』(TBS系列)に於けるバーチャル張本勲のように、遠隔地にいるアナウンサーと中継を繋ぎ、画像を合成した番組であったことがこの時点で判明したのである。
本来であれば、視聴者へ決して見せてはいけない「絶対秘密の舞台裏」だったはずが、図らずも実に見事な合成技術が視聴者へとバレてしまった瞬間だった。
しかし、ネットではクレームなどの批判よりも、「合成だったのか」「違和感なかった」とNHKの映像テクニックの高さを絶賛する声の方がはるかに多く相次いだという。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©写真素材足成