【実話怪談ショート集】『イタンキ浜の怪物』『東高円寺の一反木綿』他





『イタンキ浜の怪物』
北海道 FHさん

昭和56年ころ、修学旅行で同級生のT君から聞いたものです。伝聞なので、今まで話すことを控えていたのですが…。

T君は真面目な人でしたし、私が「嘘だろう?」と言っても、眉ひとつ動かさず、真剣に話をしていましたから、少なくとも、元になる話はあったのではないかと思います。

でも、もしこの話がT君の創作ならサイアクです。(初めて聞いた話でした。T君曰く「北海道新聞に載った」そうです)

北海道室蘭市イタンキ浜(水温の低さから海水浴には適さず、一昨年から遊泳禁止)に怪物が出現するとの噂があるそうです。ある日、近くの寮に住む男性が夜中、廊下をピタピタ歩く音が聞こえるので、何だろうと思っていると、自分の部屋の前で音が止まったといいます。

部屋の中に入ってきそうな感じだったので、恐くなり、押し入れに隠れたのですが、怪物?がこじ開けて入って来ようとしたといいます。戸を中からしっかりと抑えて抵抗しましたがが、抗いきれず、ついに……。

翌朝、男性は失神したまま発見されたそうです。




『東高円寺の一反木綿』
東京都東高円寺 Sさん

何年か前の事ですが、当時犬を飼っていて毎日散歩に出ていました。

青梅街道から入った裏道(東高円寺)をテクテクと歩いていると、とある家の駐車場にふわっと真っ白なものが通りました。

一瞬、猫か何かだと思ったのですが、どう考えても布・・・。しかも、鬼太郎に出てくる一反木綿のしっぽ(?)のようにひょろ長いものでした。

犬もその後を追ったくらいなので私は間違いないと(笑)。なんだったんだろうなー。




『サッカー少年』
徳島県 Tさん

いつも、その少年はひとりぼっちだそうです。

さみしそうに、夜の公園でサッカーボールで遊んでいるそうです。気の毒に思った人が「坊や、家に帰らないの」と聞く。うん、と頷いてボールを片手に去っていくそうです。

でもよく見るとボールが、赤子の生首だそうです。




『植物の精霊たち』
神奈川県 Tさん 

中国に自生する珍しい植物の種を友人から入手しました。その種をまいてしばらくすると芽が出てきました。3つの芽が出てきたのです。

その夜の事です。寝ていると誰かが馬乗りになってきます。

当時、私は学生だったので友人が窓からでもふざけて入ってきたのかと思ってそのままにしておきました。

でもその馬乗りになった奴は凄い力で首を絞めるのです。このままでは殺されてしまいますので、私は強引に払いのけました。起きあがって電氣をつけました。

しかし、誰もいません。ドアも窓も鍵がかかっています。安心してまた眠りました。

しかし、またしばらくすると首が絞められるのです。そんな事を何回か繰り返して朝になりました。

翌朝、どうも植物が怖いので他人に譲りました。するとどうでしょう。首をしめる化け物はでなくなりました。

どうやら植物の霊かもしれないです。

(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©写真素材足成


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