「指の多い人」の脳はどうなっているのか?研究者らが調査





一種の奇形になるが、世界中には「手の指が普通より多い数」で生まれてきてしまう人がいる。指が6本だったり7本だったりする人で、中には非常にバランスよく生えているため一見しただけでは指が多いかどうか解らないケースもある。

そんな「6本の指を持つ人々」の個人の操作スキルと能力、そして脳がどのように働き、適応させているか、国際的な科学者チームが調査した。

その結果、6本目の指は無駄な、余計な指ではなく、通常の5本の指と同じぐらいの精度で操作できることが判明した。




場合によっては、片手だけで複雑な作業を行う事ができることもあるそうだ。例えば動画では、片手で靴ひもを結ぶ様子が紹介されている。

科学者たちは、両手で2本分、余分な指が脳の感覚運動領域の中の専用領域によって機敏に動かすことを可能にしていることを発見したと語る。




「余分な指は脳がコントロールしなければならない領域を増加させているにもかかわらず、通常の5本指の人に比べて脳が不利益を得ている事を発見しなかった。脳が他の場所を犠牲にすることなく、余分な部位を動かすだけの十分な能力を持っていると判明したことは驚くべきことです」とEtienne Burdet博士は言った。

今回の研究を行った学者らは、研究内容が義肢の開発などに利用できればと考えている。

関連動画
6本の指を使った人間の操作能力の向上 – さまざまなタスク

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Imperial College London YouTube


関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る