
ドイツにて、速度違反を犯した人物が「神の思し召し」によって助かった?という事件が発生して話題になっている。
ある車が時速30kmの速度規制がされた区間にて時速54kmで走行、警察のスピードカメラによって違反の瞬間が撮影された。
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しかし、警察は決定的な証拠写真が撮れたにも関わらず「犯人の顔が解らなかった」としたのである。それは何故だったのか。
問題の写真が上である。運転席の前に重なるように白いハトが飛行しており、ちょうど運転手の顔や上半身を隠してしまっていたのだ。
あまりの「奇跡の一瞬」に、ドイツ国内では「神が“聖霊”を遣わして彼を逃がした?」と話題になっている。聖霊とはキリスト教における聖三位一体の一つ。聖書の中では「鳩のように降る」と記されていることから、絵画などでは鳩として表現される。
この写真を公開したドイツ西部のViersen市警察当局は、「聖霊が犯人の特定を阻止するために介入した」と冗談を言った後、現在も違反者を追跡中であること、「むしろちゃんと安全運転するように遣わされたと考え、犯人が悔い改めてほしい」と語っている。
(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Viersen Distrcit Police