
The Post誌はアメリカ国防総省の広報担当者が、Advanced Aerospace Threat Identification Programと呼ばれる政府のプロジェクトはいまだ継続中であり、「未確認の航空現象の調査を進めている」と明らかにしたと報道。
政府や軍がUFO存在の可能性について議論する際に常に避けられていた言葉 、「未確認の空中現象」という単語を用いていることにも触れた。
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AATIPは2004年に空母ミニッツから発艦した戦闘機が補足した未確認飛行物体に端を発する調査であり、2012年に終了したと言われていた。しかし、広報担当のChristopher Sherwood氏はこの調査部門がまだ存在し、今もエイリアン・クラフトではないかとされた未確認飛行物体の目撃証言について調査を行っていることを認めたという。
「国防総省は、私たちの運用環境内のすべての航空機を確実に識別し、祖国にとって脅威となる可能性のあるあらゆる外国の能力を識別することに常に関心を持っています」とSherwood氏は述べる。
「国防総省は、自国の防衛およびわが国の敵対者による戦略的な驚きに対する保護を確実にするために、米軍の飛行士が遭遇した未確認の航空機の報告を引き続き調査する」
この発言について、1990年代にイギリス政府の任務でUFO調査を行っていたニック・ポープ氏は「以前の公式声明はあいまいなものだったが、AATIPが航空機、ミサイル、無人偵察機による次世代の航空脅威に対する脅威だけでなく、国民が「UFO」と呼ぶものを実際に研究していた可能性が明らかになった。これは衝撃的なことです」と述べている。
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(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©CoolCatGameStudio PIXABAY