古代人も噛んでいた!?チューインガムから判明した事実





現場に残された僅かな遺留品からでもDNA等の痕跡を発見し、事件解決へつなげる……現実世界でも創作の世界でもよくある話だが、この科学捜査が古代の人間に対しても適用され、興味深い発見がなされるという話があった。

こちらはスウェーデンにて発見された樹脂の塊。樺の木のもので粘着力があり、また表面に歯型らしきものも確認できた。時代にしてなんと1万年前、どうやら古代の人々も我々と同様にガムを噛んでいたのではないかと考えられている。

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10,000-year-old chewing gums reveal oldest Scandinavian human DNA






もっとも、このガムは嗜好品ではなく、石のかけらを骨や木に埋め込んで狩りの道具を作る際、接着剤として用いていたとみられている。ある程度口の中で噛んで、柔らかさや粘度が増してから使ったのではないかということだ。

さて、歯型があるということは、この樹脂を噛んだ人物の唾液等からどんな人物か特定できるのではないか…ということで、実際にDNAの検出が行われた。その結果、女性2人と男性1人のDNAが回収され、スカンジナビアの狩猟採集民族(Scandinavian Hunter-Gatherers)に近い人類である事が確認出来たという。




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また、こういった石器づくりは男性の仕事と思われていたのだが、樹脂に残されたDNAや歯型から女性や子供も手伝っていたらしい事が判明している。

小さなかけら一つから古代の人々の暮らしが解明されていくことにもつながるのだ。

(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Gisela Merkuur PIXABAY


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