ヴォイニッチ写本は「ある言語」によって書かれていた!?ついに真相解明か





誰もが読むことができなかった奇妙な言語と絵で埋め尽くされたヴォイニッチ写本。この本の謎がついに解決されたかもしれない、とGuardian誌が報じている。

ヴォイニッチ写本は発見されてから実に何世紀にもわたって研究され続けてきた。作成は15世紀頃と考えられており、裸の女性や動植物(実在のものから想像上のものまで)、そして今まで誰も解読に成功していない謎の文字で書かれている。文字はヘブライ語に多少似ているが左から右に書かれており、ヘブライ語のように右から左には書かれていない。

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またこの文章は、それが実際の言語であり、言語を模倣しただけではないと考えられている。ランダムな記号の集合ではなく、研究者らを納得させるだけの言語記述要素も含めて構成されているという。しかし、何の言語なのかはこれまで解っておらず、エイリアンの書物や全てが巧妙な創作だったとする意見まで出てきていた。

今回学術雑誌Romance Studiesに掲載されたブリストル大学の言語学者であるGerard Cheshire氏の論文によれば、ついにヴォイニッチ写本の言語が何なのか判明したという。

彼は写本が俗ラテン語で書かれたと主張する。俗ラテン語は原稿の執筆の頃に使われていたであろう言語だが、現在は使われていない失われた言語だ。彼はヴォイニッチ写本が修道女のグループによって書かれたものであり、実在の人物に贈られたものであると推測している。




この本は女性を対象とし、子育てや女性の健康などを考慮した「薬草療法、入浴治療、占星術に関する情報をまとめたもの」であるとし、また俗ラテン語で書かれた唯一のテキストであるとしている。

今回の発見でヴォイニッチ写本の謎はついに解決されたと言っていいのだろうか。しかし、言語学の専門家からは彼の研究は正確なものであるとは考えていないようだ。というのも、ヴォイニッチ写本に関する研究は昔から人気のテーマであり文学研究誌にはヴォイニッチ写本を「解読した」と主張する新しい論文が、年に2、3回は発表されるという。

歴史学と言語学の研究家の誰もが同意できるような翻訳を誰かが思い付かない限り、ヴォイニッチ写本の謎が解ける日は来ないのかもしれない。

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(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©Viper TV – Documentaries / YouTube


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