
先日、アメリカはニューヨーク州のホワイトホールでかなり変わったイベントが開催された。その名も「Sasquatch calling contest」、ビッグフットを真似た大声を出して、誰が一番大きな声を上げられるか、またはそっくりな声を上げられるかを競うというものだ。
こちらのイベントはホワイトホールで毎年行われている恒例のイベントで、地元の人からビッグフット愛好家まで多くの人が参加し、優勝者には賞金も出るという。
関連動画
Upstate Outdoors: Sasquatch Calling contest in Whitehall, NY
このイベントは40年前にこの町で起きたあるビッグフットの目撃事件に端を発している。もともとニューヨーク州はビッグフットの目撃証言が多い地域ではあるのだが、この町ではビッグフットが目撃されただけではなく、声が確認されたというのだ。
1976年、退役した米軍将校のブライアン・ゴセリン氏はある夜に身長が2.4メートルはある巨大な毛むくじゃらの獣を目撃したという。それはオランウータンに似ていたが、直立二足歩行をして赤く光る目をしていたという。ゴセリン氏が懐中電灯の光を当てると獣はすぐに下草の方へ逃げていったが、その際に大きく不気味な吠え声をあげたのだという。その後も同様の吠え声があがり、ビッグフットが威嚇の鳴き声を上げたのではないかという話になった。
その後、この地域では大量のビッグフットの目撃証言があったことも踏まえてビッグフットを中心にしたイベントが行われるようになったのだそうだ。
ちなみに吠え声を真似るのはなかなか難しい様子。イベントの詳細は動画で確認してみては如何だろうか。
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(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©NYup / YouTube