
2019年3月31日、本日Twitterで「平成最後の日だ!」と勘違いする人が続出している。
当然、平成最後の日は2019年4月30日だと突っ込む人も続出しており、Twitterでは軽い騒ぎとなっている。明日、4月1日はあくまで新しい年号が発表される日であって、新しい時代のスタートの日ではない。
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「3月31日が平成最後の日だ」と勘違いするには理由があると思われる。
それは年度の最後の日が3月31日であるからだ。1年ではなく(年度)と言う考え方ならば、4月1日から1年がスタートし、3月31日で1年が終わる。3月31日に経理をしめる会社も多いだろうし、各種の学校も3月31日で終わりとなる。
他にも、ここ数日各テレビ局では「平成を振り返る特集」が何本も放送されており、アニメやドラマなどの最終回も続き、メディアの雰囲気的にも、視聴者が3月31日が平成最後の日だと思い込みがちである。
それに加え、野球選手のイチローが引退を表明したり、内田裕也、萩原健一、北尾光司など著名人が続々と亡くなり、時代の節目を感じることが多かったからであろう。
とんでもない勘違いだが、人間というものはこのような錯覚と思い違いをするものである。その思い違いがユニークな発想やエピソードを生むことも多い。残された平成の1ヵ月間を皆で満喫しようではないか。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©写真素材足成