
筆者も大学時代にはまった大友克洋の人気コミック「AKIRA」 が2020年の東京オリンピックを予言していた事はあまりにも有名である。他にも「ジョジョの奇妙な冒険」が911NYテロの発生を予言したりしており、アニメや漫画は時として下手な預言者よりも未来を予言してしまうことがある。
2016年「君の名は。」という作品がメガヒットを記録した。かく言う筆者も事務所の若手タレント・志月かなでに勧められこの作品を鑑賞して感動した。ラストシーンの舞台となった四谷の須賀神社は「山口敏太郎のパワースポットツアー」でも訪問させていただいた。
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内容は都会の男子高校生と田舎の女子高生の魂が入れ替わると言うストーリーで、彗星の墜落で消滅してしまう女子高生の街を男子高校生が救うという展開であった。
なんと、このストーリーそのままの出来事が中国で発生した。
2017年10月4日20時台に、地球から37キロの至近距離で小惑星が爆発し、一部が中国雲南省シャングリラの西北に落下した。勘が良い読者ならばお分かりかと思うが、「君の名は。」の中でも彗星の墜落時間は10月4日8時45分であった。
こんなことが現実にあるとは制作サイドも思いもよらないことであろう。人の心に響く作品は不思議なシンクロニシティー現象を引き起こすものだ。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©山口敏太郎