
ロシアの写真家Valentin Zhiganov氏が、「垂直方向に出現したオーロラ」の画像を上げて話題になっている。
問題の写真はロシアのムルマンスク州にあるアパティティの近くで撮影されたもの。背後には地元の発電所が写っており、現地では「光の柱」として知られている現象だという。
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Vertical Aurora Caught On Camera
バレンティン氏は「当初はオーロラを背景にした女の子のショットを数枚撮ることでしたが、地元で『ライトピラー』として知られる非常にまれな現象が出現したので、特にピラーがとても高くなっている状態を待って撮影しました」と語る。
「このタイプのオーロラを見たのは今回が初めてでした。当時はマイナス30度と気温が低かったにもかかわらず全員がこの景色を楽しみました。私はこの光景を撮影することができたことを本当に嬉しく思います」
こちらの光の柱は、気温の低い日に遠くに存在する光源が上空の薄い雲に反射することで、細く長い光の柱が立つように見える現象だ。ここまで綺麗に見えるためには低い気温やよく晴れた天気など気象条件が重なっている必要があるという。
運が良ければスマートフォン等で撮影する事も可能だという。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©Caters Clips / Valentin Zhiganov / YouTube