ペットと会話ができるようになる!?「Dug the Dog IRL」プロジェクト





もし、自分たちのペットが言葉を話すことができて、意志疎通がはっきりとできたならば……。

アメリカはイリノイ大学のチームが開発した新しい装置は、そんなペットの飼い主が思い浮かべる夢に一歩近づくものになるかもしれない。

今回開発された装置は電極がついたヘッドセットになっており、犬の脳内の電気信号を読み取り、音声に変換するものとなっている。犬の思考や感情は表出される際に脳内に一貫して同じパターンの脳波を作り出すため、該当する脳波に対応した単純な言葉を発することができるという仕組みになっている。




実験では、装置を付けられた犬が犬用おやつを見せられた際に、電極が興奮の信号を拾い、「はい、私は御馳走が欲しいです。私は絶対に御馳走が欲しいです。それを貰えたなら、私はとても幸せになるでしょう」と喋ってみせる様子が記録されていた。

このプロジェクトは「Dug the Dog IRL」と呼ばれ、Pixarの映画に登場した犬のキャラクターをリスペクトしているそうだ。装置は約180ドル相当の部品を使用し、イリノイ大学のエンジニアリングオープンハウスで開発された。オープンハウスは、大学の工学部の学生によって組織されたもので、高校生が工学に興味を持つために開設された試みでもある。




今回のプロジェクトは、今は「ペットと話す」という些細な夢を叶えるものかもしれないが、将来的にはかなりの範囲に応用される技術となりうるかもしれないという。

例えば病気やけがで発話の力を失った人間が己の気持ちを伝えるのに応用できるかもしれない。また、獣医師が自分の患者であるペットの気持ちを解釈するのに役立つかもしれないという。

現在もこの技術は開発が続けられているとのこと。どのような発展を見せるのかが今から楽しみな技術である。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Pexels in Pixabay


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