海から出現する黒い牛の怪物「海牛(うんむし)」





 九州は鹿児島県、大隅半島の鹿児島湾ぞいの沿岸部に出没するとされた、巨大な牛の妖怪。

「うんむし」は「うみうし」が訛ったものとされている。なお、カラフルで小さな海棲生物のウミウシのことではない。

 海坊主や、同じく沿岸に出現し人を襲う牛鬼の類ではないかと考えられている。出没するとされた地域の近隣の村では、盆の後の27日になると 黒い牛の化け物が海から這い上がり、徘徊するとされていたため、この日になると海に出ることを避けたという。


画像©ウィキペディア 佐脇嵩之『百怪図巻』の「うし鬼」

 この妖怪野が意見について詳細は伝わっていないが、山口敏太郎氏原作の「オカルト博士の妖怪ファイル」にて、作画担当の鯛夢氏によって複数の足、多くの角に星のような模様のついた牛の怪物が海から現れる迫力のシーンが描かれている。興味を持った人は一度読んでみては如何だろうか。

(山口敏太郎/田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『オカルト博士の妖怪ファイル (HONKOWAコミックス)





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