大正時代に慶応大学で神獣による祟り事件!?慶応稲荷は白澤を祀っている?





信濃町にある慶応大学病院の新教育研究棟北側に小さな神社がある。これが慶応稲荷と呼ばれているものだ。

慶応大学を受験する受験生や慶応大学病院の関係者が時々お参りをしている。同所はもともと陸軍の練兵所であった場所であり、陸軍から譲り受けた慶応大学が施設を作り上げた。

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かつてこの場所で正体不明の祟り事件が起こっている。




大正十一年の頃、医学部の幹部の人間が次々と死んだり、宿直の人の枕元に神獣が現れたりした。あまりにも不気味なので浅草のある占い師にご神託を出してもらったところ、世に出たがっている神様が地中にいると言われた。

そこで池のほとりを掘ってみると、かつて存在した祠のかけらや嘉永五(一八五二)と書かれた水盤が出てきた。陸軍が所有する前は、多くの武家屋敷が立ち並んでおり、それらの屋敷の中で祀られていた社と思われた。






早速有志でお金を出し合い社を建立したところ、不可解な事は起こらなくなった。毎年初午(はつうま)の時期にお祭りを行っていたが、戦前は近所の人がたくさん集まり賑やかな祭りであったと言われている。太平洋戦争の空襲により焼失してしまったが、昭和二十八年に再建、現在の社は3代目であり昭和三十八年に建立されたものである。

稲荷と言われているが、わが国ではよくわからない神さまは何でもかんでも稲荷と称したことがあった。ではこの慶応稲荷に祀られている神獣とは一体なんであろうか。

竜神、鳳凰、麒麟であれば、一般の人も理解できる。夢で見た人々がよくわからない神獣と表現していることから、筆者は白澤(はくたく)ではないかと推定している。場所が医学部であることも白澤のような気がする。

慶応大学医学部の技術力が日本最高と言われるのは、この慶応稲荷に祀られた白澤のおかげかもしれない。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©山口敏太郎


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