
ブラジルのジャングルの中で、巨大な生物の死体が発見された。ただしその生物は通常であれば陸上にはいないはずの生物、ザトウクジラだった。
問題のザトウクジラが発見されたのは先週の金曜日である2月22日、アマゾン川の河口にあるMarajo島Ararunaビーチの奥である。ビーチからほど近いと言っても満潮時からさらに15メートルは内陸に入った所に、急に巨大なクジラの死体が出現したのだ。
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クジラは大きさ8メートル程度でまだ赤ちゃん(生後12ヶ月程度)のザトウクジラとみられている。
報道を見た現地の人々らからは、クジラが自力で陸地に上がったのか、それとも何者かが内陸に運んだのか、それともUFOが海から引き上げて落としていったのでは、などと様々な説が上がっていた。
本アトラスでも過去に、アメリカはアーカンソー州の公園に25トンもの巨大なクジラの死体が、まるで空から降ってきたのではないかと思えるような状態で発見されたことがある。
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このザトウクジラもまさか空から降ってきたのだろうか?
現地の水生生物研究者らは、このザトウクジラの死体について、親から離れてしまったか、独り立ちした後に海で衰弱死した後、高潮に乗って流れ着いたのではないかと予想している。クジラの死体の下には流木が多数存在しているため、外洋から運ばれてマングローブの根に絡まったことで発見に至ったのではないかと見られているようだ。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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