【昭和の珍事件】包丁を持った「口裂け女」が突如出没、姫路大パニック!?





本ATLASでも度々、ご紹介している現代妖怪「口裂け女」。

1970年末期、耳のあたりまで口が裂け、子供を追い掛け回すという口裂け女の噂は全国の小学生に強い恐怖を与え、学校が集団下校をさせたこともあった事は世代を超え広く知られている。

そんな口裂け女だが、目撃(?)情報が相次いでいた1979年頃、警察が出動し大騒ぎになったことがあった。

1979年(昭和54年)7月18日付の読売新聞によると、兵庫県姫路市の路上で、白い襦袢を着て、長い髪で顔を半分隠し、口紅を耳元まで裂け、包丁を持った「口裂け女」がタクシー運転手とその乗客に目撃され、警察へ連行されるという珍事件が発生したと報じられている。




同年6月21日午前3時頃、姫路市内の人気のない商店街を走っていたタクシー運転手から110番通報が入った。

「大変だ!口裂け女が現れた!」

半信半疑で警官が現地に着くと、警官はライトを照らした。すると真っ白な衣装に身を包み包丁を持った女性が立っていた。

「おい!そこで何してるんだ!」「別に何も……」

女性は包丁を持ってはいたものの、誰かを殺そうと待ち伏せしてた風には見えなかった。しかし、警察は詳しい事情を聴くため、女性を署まで連行した。




女性の話によると、彼女は友人の家で恐怖映画を見ていて「自分も幽霊になってみたい」と部屋にあったカツラと襦袢で幽霊の衣装を作り、巷で噂になっていた口裂け女に似せたメイクを施し、即席の「口裂け女」を完成させたという。

その出来栄えがなかなか精巧だったために「知り合いのお好み焼屋のおっちゃんを驚かしに行こう」という話になり、出かけた最中、第三者により目撃されてしまったという。

この顛末は他の全国紙でも紹介されたことからも、当時「口裂け女ブーム」が広く認知されていたことが判るお騒がせ話のひとつである。

(文:穂積昭雪 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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