【奇奇怪怪】眼から石が出てくる…!昭和時代の新聞に掲載された奇病





ATLASでも何度かご紹介している「血の涙を流すマリア像」。このことは動かないはずの銅像から血の涙がとめどなく流れ出るという世にも奇妙なオカルトな事象だが、今から84年前の1935年(昭和10年)の読売新聞に「眼から石の涙」という、奇妙な記事が掲載されている。

この記事によると、長野県某村に住んでいる23歳の女性Sさんは1930年(昭和5年)頃から眼球とまぶたの間から大豆ほどの大きさの石ころが出てくる奇病を患った。

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5年間にSさんの眼から出てきた石はおよそ300個ほど。多い時には一日15個ほどの石が出てきて苦しんでいるのだという。Sさんは何度か長野県内の病院にかかり、レントゲン検査をしたが原因は特定されず、医者も思わず首をひねるばかりだったという。




しかしながら、新聞に記事が掲載された時点ではSさんの眼から出てくる石は一日1個~2個と、だいぶ少なくなっていて「気をつけて処理をすれば怪我をすることもなく、容易に取り除くことができる」とSさんは語っている。

さて、この「眼から石が出る」という症状は現代医学では、病名が明らかになっていて、「結膜結石(けつまくけっせき)」という。

これは、まぶたの裏側にカルシウムの塊が付着する病気で、高齢者に多くみられることから加齢現象の一つとも考えられている他、コンタクトレンズにより眼が乾くことにより、まぶたにカルシウムの塊が付着し発症することもあるという。




ところが、前述の通りSさんは加齢とは程遠い23歳の若い女性であり、しかも昭和初期にはコンタクトレンズは日本に存在していない。彼女の病気がほぼ結膜結石であることは間違いないものの、ただし発症した原因はわからないままである。

本件は今から80年以上前に発表された記事であり、Sさんも故人となってしまった可能性が高いと考えられる。火葬されたとすれば、なおさら今から解明することは難しいのではないだろうか。

(文:穂積昭雪 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

イメージ画像©PIXABAY

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