【シンクロ現象】新作大河ドラマ、舞台となる和水町で地震…広がる憂慮の声





本日、2019年1月6日よりNHK大河ドラマ第58作目、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』が放送される。

日本が初めてオリンピックに参加した1912年(明治45年)から、幻の東京オリンピックとなった1936年(昭和11年)、そして1964年(昭和39年)の東京オリンピック開催までの52年間の歴史を振り返るという、これまでのNHK大河ドラマと比べると、目新しいドラマ構成となる予定である。

本作は「日本マラソンの父」と呼ばれた、マラソン選手の金栗四三氏、そして、東京オリンピック招致に尽力した田畑政治氏という偉人ふたりがドラマの主人公となる。




そんな『いだてん』の放送を3日前に控えた2019年1月3日午後6時10分ごろ、金栗氏の出身地、熊本県玉名郡和水町(なごみまち)で震度6弱の地震が観測されたが、今回の地震発生のタイミングで、稀有なシンクロ現象が起こったのである。

それは、NHK総合では2019年1月3日午後6時から、『いだてん』に関しての特別番組の放送が行われていた時のことである。

番組途中、ナレーションで「主人公、金栗四三の出身地は熊本県玉名郡和水町……」と紹介された瞬間、緊急地震速報が入ってしまったのである。そして、テレビ画面に和水町を指すテロップには震度6弱とも表示されていた。

なんとタイミングも悪く、不測の出来事が起こってしまったのであろうか……。

現在、『いだてん』の公式Twitterでは「震源地に近い各地の皆さんにドラマのために大変なお世話になりました。詳しい状況がまだ掴めていませんが、皆さんのご無事をスタッフ・キャスト一同心よりお祈りしています。余震などにもくれぐれもお気をつけ下さい。」と投稿している。



今回の大河ドラマの舞台に熊本県が選ばれた理由には、先日の『平成28年熊本地震』により大きな被害を被った熊本県の復興という願いも込めているということだ。

熊本県および近隣住民の方々の無事と同時に、これ以降ご難が起きないことを祈るばかりである。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

画像『いだてん 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド)

 

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