『ちびまる子ちゃん』最終17巻発売!またしても、噂の「封印回」は掲載なし





2018年8月15日に亡くなった漫画家・さくらももこさんの代表作『ちびまる子ちゃん』の最終17巻が2018年12月25日に発売される。

単行本での『ちびまる子ちゃん』刊行は2009年の16巻以来、9年ぶりのことで、17巻には2010~2014年にかけて雑誌「りぼん」に不定期掲載されたエピソード数本および、漫画家デビュー30周年を記念した短編などが掲載される予定だ。

作者の死去により、これ以上の新作は発表されることはないが、実は『ちびまる子ちゃん』には雑誌に一度掲載されたきり、単行本に収録されていない幻のエピソードが存在する。




それが第98話『まる子、夢について考える』である。

本作は1995年2月号の「りぼん」に掲載、単行本13巻へ収録する形で話がまとまっていたが、さくらさん本人の意向により掲載が見送られ、以降公式に出版物として未発表のままである。

『まる子、夢について考える』は、普段に比べ少々ホラーな内容で、「夢のなかでクラスメートの小杉が死亡する」「邪教徒の儀式が突然行われる」「夢と現実が区別できずクラスメートを攻撃するまる子」のような衝撃的な描写が連続する。

普段の『ちびまる子ちゃん』と比較すると、明らかに異色回である。しかし、その理由を本来収録される予定だった単行本13巻において、さくらさん本人が手書きの随筆文で説明していた。




この当時、さくらさんは『ちびまる子ちゃん』の月間連載をはじめ、他の漫画の新連載が1本と別にもう1本、エッセイの執筆、さらに『まる子』のテレビアニメ用の脚本執筆、作詞、また当時来てもらっていたアシスタントの都合がつかなかったこと、さらに子育てなどモーレツな忙しさだったらしい。そのため本作のための十分が時間が取れない中、試行錯誤してやっとのことで仕上げた一本だったという。

さくらさん本人は「このテーマについて、時間をおいてもう一度チャレンジしたい」と意気込みを生前に語っていたが、早世によりリベンジの機会を永遠に失ってしまったことがたいへん悔やまれる。

今回もまた最新17巻に収録されなかった理由として、さくらさんの「いつか書き直したい」という胸中を再度尊重したものではないかといわれている。

『まる子、夢について考える』が掲載されている「りぼん」は現在でもネットオークションにおいて高値で取引されている。

ATLASでは「ちびまる子ちゃん」に関して、アニメ版まる子最終回の脚本はすでにある!?ちびまる子ちゃん青森で知名度低い理由さくらももことTARAKOの声が聞き分け出来ないちびまる子ちゃんのトラウマホラー回ちびまる子ちゃんでおばあちゃんがドッペルゲンガーに?国会議員がちびまる子ちゃんにクレーム ワンワールド思想?ちびまる子にサザン桑田が??声が違う?ちびまる子ちゃん、お姉さん役ラストに感動の声大人のまる子に総ツッコミ!、などのアーカイブがある。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

画像『ちびまる子ちゃん 17 (りぼんマスコットコミックス)




関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る