魔女裁判にかけられた女性の家、只今売り出し中!





魔女裁判と言えば中世ヨーロッパ各地で行われたものが有名だが、時代が下ってアメリカでも起きていた。

そんな1692年のセイラム魔女裁判にて魔女であると訴えられたた女性の家が、大規模な改修プロジェクトの後に売りに出されることが決定して話題になっている。

ピーター&サラ・クレイズ家として知られるマサチューセッツ州フレーミングハムの家は、木曜日に975,000ドルの価格で市場に出た。内部を観覧できるオープンハウスは日曜日に計画されています。

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Framingham History Centerのエグゼクティブディレクターであり、今回の修復計画に携わった専門家のAnnie Murphy氏は、歴史価値を認めている人が支持してくれるだろうと確信している。

「私たちはすでに家のツアーを行っており、涙を浮かべて建物を見る人もいました」と氏は語る。

この家はセイラム魔女裁判で魔女と言われ、投獄されたSarah Clayesが住んでいた家であり、幸いにして彼女は魔女裁判騒動が集結した1693年に解放された。彼女は夫のペーターや他の村人とともに1700年にセイラムの南西55キロメートル先にあったフレーミングハムの町に移住した。

2000年ごろにこの家屋は廃墟になったのだが、その後落書きされるなどして荒れ果ててしまったという。歴史的価値を鑑みたMurphy氏は、工事・整備を行って元の状態に家を戻したという。1エーカー以上の広さを誇るこの家は、設備は現代的な便利さで更新されているが、外見や内装は1820年代の様相を復元したものになっているという。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©セイラム魔女裁判 ウィキペディア




 

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