妖怪「白ん坊」 殺された子ども達の怨念が白い赤子になった





アトラスではここしばらく現代業界を収集している。現代妖怪といってもネットで広がった妖怪を中心に集めている。「めかぁ猫」「アカマネ」「コイヌマ様」「ムシャクルさま」「八尺さま」「朽縄様」「とわとわさん」「笑い女」「ブルーマン」とかを記事にしてきた。

この妖怪「白ん坊」は、殺された赤ん坊の怨念が集まって生まれた化け物だと言われている。

かつて周辺の村々から差別された山間部の集落が某地域にあった。必然的に集落の中で結婚を繰り返し、知的障害のある子供が時々生まれるようになった。その子供たちは「わろご」と呼ばれ、殺されてしまった。その殺された子供たちの怨念が妖怪化して「白ん坊」が生まれた。




「白ん坊」は体や頭など全身が白く、巨大な餅のようになっている。丸い黒目が付いており、餅に入った切れ目のような口がある。その口を大きく開けて老人や子供を飲み込んでしまう。あるいは大きな口を開けて子供を追いかけ回すこともあるらしい。

子供や老人の犠牲者が増えたため、修験者に頼んで御詠歌を作ってもらった。この歌は犠牲になった赤子の供養と、歌うものの功徳を積むために作られたものであった。ちょうどメロディーは唱歌の「浜辺の歌」に似ているらしい。

この歌を朝晩唄うことにより、妖怪「白ん坊」の被害を防ぐことができた。しかし、歌を唄うことができない者に聞かせた場合、その者が「白ん坊」の犠牲になってしまったといわれている。




現在、その集落ではその歌を地元に伝わる歌として、村内放送で流したりしているらしい。そのため、観光客が帰る時に時々不可解な事故が起きているといわれている。

赤子が妖怪となったパターンはいくつか残されている。伝承妖怪としては「油赤子」「オボ」などが挙げられる。

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【怪談】白ん坊【朗読】

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

イメージ画像©PIXABAY

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