憑依されたものは何か生き物を殺したくなる 妖怪「むしゃくるさま」





アトラスではネットで広がった妖怪について集中的に収集している。妖怪「めかぁ猫」、妖怪「ミカサ」、妖怪「とわとわさん」、妖怪「あかまね」、妖怪「 朽縄さま」、などが代表的な例だ。今回紹介する「むしゃくるさま」もその類である。

この「むしゃくるさま」は憑き物の一種であり、江戸時代より前に死んだ侍の霊ではないかと推測される。つまり、「むしゃくるさま」は、「武者来る」或いは「武者狂う」からきている名前だといわれている。

憑依されたものは、何でもいいから生き物をを殺したくなるという衝動にかられてしまう。そのため「むしゃくるさま」が伝えられている地域では、誰かに「むしゃくるさま」が憑依した場合、何か動物を与えてその殺害願望を抑えることにする。




しかし、動物を一匹殺しただけでは収まらないので、その隙に「むしゃくるさま」が祀られている社の近くにある池の水を汲みに行く。この池の水を憑依された人にぶっかけると正気に戻る可能性が高い。

この妖怪「むしゃくるさま」が現れるときには、不可解なポルターガイスト現象が起こったり、ジャンプするような音が聞こえてくる。また憑依する対象者は、地元の住民とは限らない。通りすがりの人間にも取り憑くことがかる。

伝送妖怪においては、人間に取り憑いて刃傷沙汰に発展させてしまう妖怪「通り悪魔」との関係が疑われる。

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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©『世事百談』より「通り悪魔の怪異」ウィキペディア




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