バベルの塔は実在した!?マルドゥク神殿にあった……





「バベルの塔」と言えば、旧約聖書に出てくる有名なエピソードであり、誰しも聞いたことがあるだろう。

ブリューゲル作の絵画を思い出したり、40代以上の世代ならばアニメ「バビル2世」を思い出す方も多いだろう。なお英語圏では「バベルの塔」とは呼ばず、the city and its tower”もしくは”the city” と呼ばれている。

聖書によると、天を衝くほど巨大な「バベルの塔」に対し神は怒り、塔を破壊してしまった上、人々の言語をバラバラにしてしまったと伝えられている。ユダヤ教の一部の解釈では、「バベルの塔」の頂上部分には天の神を挑発する像が置かれたと言われている。「バベルの塔」はノアの大洪水に対する神への復讐であると解釈する説もある。

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聖書に出てくる遺跡を発掘する「聖書考古学」と言うものが欧米では盛んであるが、一部の研究者は紀元前6世紀のバビロンのマルドゥク神殿に築れた30メートル(70メートルで7階建てと言う説もある)ほどの高さである エ・テメン・アン・キと呼ばれるジックラトこそが「バベルの塔」のモデルであると推測している。このエ・テメン・アン・キという名称は(天地の基礎となる建物)と言う意味が込められているらしい。

古代のメソポタミアに点在した都市国家であるウルク、ラガシュ、バビロンには20から30数カ所のジッグラトが存在した。比較的山の多いイスラエルから「バビロンの捕囚」として、バビロニア王国に連行されたユダヤ人から見ると、ジッグラトいや彼らが信仰する神バールなどは堕落した悪魔のように見えたのかもしれない。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展公式ガイドブック (AERAムック)




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