【日本人シュメール起源説】日本人の先祖はシュメール人だった!?(後編)





(前編より続く)

このシュメール文明が日本人のルーツなのであろうか。

いくつか指摘される両者の類似点を述べてみる。まず神話の類似性である。創世神話、素戔嗚尊の冥界下り、素戔嗚尊のヤマタノオロチ退治などと似た物語がシュメールの神話にもあると言うのだ。

天から王族の先祖が降臨してきたと言うアヌンナキのストーリーは日本の天孫降臨と一致しているし、素戔嗚尊(スサノオ)と同じようにイシュタル女神が冥界に下っている。またシュメール神話では7つの首を持つ大蛇を退治し、剣を得ると言う話が残されている。これなどもヤマタノオロチ伝説と全く同じである。

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また、3種の神器という考え方は、バビロニア地方にもあった。日像鏡、月像の首かざり、劔がそれである。これなども日本の皇室と全く同じである。日本の皇室の象徴である菊花紋と同じデザインの文様がシュメール文明の遺跡から出土している。もちろんこれに対してもありがちなデザインだと言う批判があるのも事実である。

シュメール人の身体的特徴も日本の縄文人を彷仏させる。身長はあまり高くなく、目と鼻が大きかったと言う。しかも、シュメール人の末裔と言えうるイラク人にも日本人と同じように蒙古斑があるのだ。もちろんシュメール人の目が大きいと言う特徴は、美術的表現に過ぎないと言う批判もある。

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シュメールの最高神アンの娘であるイシュタルの姿が日本の神社の配置と類似すると言う指摘もある。イシュタルは二匹の獅子と二羽の鳥を従えた姿で表現されているが、これが神社を意味していると言う。二匹の獅子は神社に鎮座する狛犬であり、鳥居は二羽の鳥を止まらせるものであるらしい。強引な仮説だが、話としてはなかなか面白い。

また、日本語と同じくシュメール語は膠着語(こうちゃくご)であり、母音のみならず子音も記すところが似ている。単語の類似性も指摘されており、スメ(皇)、スメラ(天皇)とは古代バビロニア語のスメル(Sumer)と同一ではないのかと指摘されている。他にも、ミコト(尊、命)、ミカド(天皇)は、バビロニア語のミグト(Migut)から生まれたのではないかと指摘されている。いずれも似たような意味を持っており、全く偶然であるとは言い難い。

果たして日本人はシュメール人と関係があるのであろうか。日ユ同祖論と並びなかなかロマンチックな話である。

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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

イメージ画像©PIXABAY

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