【日本人シュメール起源説】日本人の先祖はシュメール人だった!?(前編)





江戸期に、来日したオランダ人学者エンゲルベルト・ケンペルは日本語を言語学的に分析し、日本人のルーツがバビロンにあると指摘をしている。明治に来日した欧米人は日本の天皇と側近たちのルーツが中東にあるのではないかと指摘している。

その後、原田敬吾らが「日本人のルーツはシュメールにあり」と持論を展開し、軍人を中心とした多くの人が「日本人はバビロニアから来た。高天原はバビロニアにあった」と真剣に信じるようになった。この考え方は当時の軍部主導による他国侵略の大義名分に使われた形跡があり、戦後GHQによって警戒された。

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このシュメール人とは、メソポタミアの最南部、チグリス・ユーフラテス川の下流エリアに起こったシュメール文明の担い手であり、世界4大文明のひとつメソポタミア文明の嚆矢となった。今から5500年前にシュメール文明は起こり、4000年前に突如消失している。文明の崩壊の理由はいくつかあるが、塩害であるとも、異民族の流入であるとも言われている。

シュメール文明の遺跡からは、数万点にも及ぶ粘土板が発掘されており、多くの神話が明らかになっている。シュメール神話によると、ニビルという星からやってきたアヌンナキという巨人たちによって、人類が作られ文明が与えられたとされている。シュメール文明のレベルは高く、陪審員制度や二院制の議会、労働者を保護する法律などが整備されていた。1分は60秒、1時間は60分という現代の数学の元となった60進法や1週間を7日とするシステムも採用していた。




また、天文学の知識は現代並みに高く、当時から太陽系の惑星の存在を全て知っており、天王星・海王星・冥王星などの位置も正確に理解していたと言われている。

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これらのシュメールの粘土板やアヌンナキに関してはゼカリア・シッチン(1922~2010)の著書に詳しいが、シッチンの深読みであるとか、あくまで神話に過ぎないと言う批判も多い。

このシュメール文明を現代人が明確に理解したのは、1850年代であり、それまではシュメール文明と言う存在は人類の記憶から失われていた。

(後編に続く)

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

イメージ画像©PIXABAY

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