NASAが棺の形をした流氷を観測、「氷山の墓場」へ漂流中…





先日、南極で巨大な四角い流氷が確認されて話題になった。自然に発生する流氷がこれほど綺麗な造形で存在するのは珍しく、人々の注目を集めたのだ。

そして今回、南極の海に巨大な白い棺のような形の流氷が発見されて話題になっている。

この奇妙な形の流氷は、2000年3月にロス氷棚から分離して、過去18年間に渡って南極海を漂流していた。棺のような縦に長い六角の形状は年月をかけて一部が欠けた結果このようになったというものだ。




関連動画
Breaking News – Strange coffin-shaped iceberg has entered Antarctic ‘graveyard’

この氷もまた完全な偶然の産物なのだという。確かに観測記録を振り返ると、大きな氷が削れていって棺のような形へと変化していく様子が解るものとなっている。

研究者らによってB-15Tと呼ばれ、確認されてきたこの流氷は、現在南極海から北上していっている。




NASAの観測衛星のModerate Resolution Imaging Spectroradiometer(MODIS)によって捕捉された情報によれば、現在流氷はSouth GeorgiaとSouth Sandwich Islandsの間の南大西洋を漂っており、「氷山の墓場」とされる海域に到達するとされている。つまり、水温の温かい海に移動していくことで、溶けて消えてしまう可能性が高いというのだ。

NASAは「B-15Tの近くに海氷がないことは、水が凝固点を超えたことを意味する」と付け加えている。長い間観測され続けてきたこの不思議な流氷が見られるのもあと僅かなのかもしれない。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©US Sciencetech/YouTube

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