
ある登山家が標高8000フィート(2400メートル)もの高山にて「意外な生物」を目撃して話題になっている。
発見したのはベテランの登山家でもある Wojtek Jabczynski氏。彼はポーランド最高峰のリシィ山を登頂したのだが、頂上で彼が目撃したのは小さな一匹の猫だった。
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Kot na Rysach
その猫は山猫など高地に棲息する種類ではなく、どう見ても一般家庭で飼われている普通のイエネコ。発見時は非常に健康体であり、周囲には人家などがないにもかかわらず、健康体で毛並みもよく、充分に飼育されていたであろう様子が見て取れたという。
ちなみにJabczynski氏は、登頂の後に昼食を食べようと座っていたとき、小さな動物が近づいてきたことで気が付いたという。
その猫が山頂までどうやってたどり着くことができたのかは解っていない。
だがリシィ山はスロバキア側に観光客のための小さな小屋が比較的高い所に存在しているので、そこから来たのかも知れないとJabczynski氏は語っている。
もっとも、高山の山頂ではイエネコは長く生きられないだろうと考えられるため、場合によっては早々に保護する必要があるのではないか、と識者は語っている。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©Tygodnik Podhalański/YouTube