こんなはずでは…ライブで事務所批判した芸人Dの悲哀

芸人Dは、ピン芸人の中では独特で仕事も順調のように見える。 さらには、その個性的な体型をウリにした芸人としては若手屈指の存在である。

ただ、そんなDには失敗エピソードが後を絶たない。

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自分の経営する店をバイトのクーデターによって乗っ取られことはあまりにも有名である。

また、ライブで於いて、その日は気を吐き過ぎたのか、それとも腹の中に溜まっていた毒が噴出してしまったのか、所属事務所の閉鎖性やアイディアの無さを批判。その日は会場の爆笑を大いに誘った。

すると終演後、ある一人の紳士がDまで近寄ってきて名刺を差し出した。

「いやぁ、実に楽しいライブだったよ」

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その名刺を見たDは仰天した!実は、その人物こそは自分の所属事務所の重役だったのだ。Dの事務所は会社組織が実に大規模であり、彼は全てのお偉さんの顔までは把握してなかったのである。

「えええ、マジか〜」

愕然とするDを尻目に紳士は悠然と立ち去った。

その後3ヶ月間、Dは給料を差し止められてしまったという。

ああ無情……。

好感度芸人、実は極悪だった

(串田圭介 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像©Jonggun Go PIXABAY


 

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