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カテゴリー:古文書
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江戸奇伝 武州多摩群貝取村で古牌を掘り出した話
好間堂記 文政六年癸末三月のことです。 友人の沙門春登が訪ねて来て言うには、隣村の多摩群貝取村(注1)の百姓が、雨上がりに薪を取るため、住居後方の山に登っていると、深さ約1メートルの土中穴に片足が落ちたので、… -
江戸奇伝 神霊
画像©北斎/鯉(国会図書館D) 輪池堂 若狭国妙玄寺の住持釋義門から興味深い話を聞いたので、その話について述べたいと思います。 下総国飯沼(注1)から移転した浅草の報恩寺(注2)の開基は性信上人です。 … -
聖書「十の災い」再び?イスラエルで川が血に染まった
聖書の出エジプト記には、神のもたらした10の災いが登場する。 そのうちの一つに「ナイル川が血に染まった」というものがあり、現代でも川が赤く染まると、原因はともかくとして一連の記述が引き合いに出されることが多い。 … -
【闇の日本史】名僧・西行、アンドロイドを創っていた…
遺伝子工学の発達により人類のクローン人間を”臓器の予備パーツ”として作れば、臓器移植問題は解決する。 そんな議論が度々されるようになってきている。確かに本人のクローンであれば内臓もうまく適応するだろうし、臓器提供者… -
死海文書に「見えない文字」が書かれていた
画像©Wikipedia/Photographs by Ardon Bar Hama, author of original document is unknown. - Website of The Israel Mu… -
蒙古襲来…モンゴルの恐怖…トラウマから生まれた日本妖怪の総称
画像©Wikipedia/筆者不明 蒙古襲来絵詞 妖怪や魔物・モンスターなど怪物の総称には幾つかの言葉が残されている。 俗に「妖怪」と気軽に呼んでいるが、元々は日本の民俗学における用語であり、人外の怪物を示す… -
【デンマーク発】駅の地下から秘密のトンネルが発見された
デンマークの首都コペンハーゲンにて、駅の下に謎のトンネルが存在していたことが判明して話題になっている。 問題のトンネルが発見されたのはコペンハーゲンのオスターポート駅で、幅3フィート、高さ3フィートの正方形の通路で… -
江戸奇伝 賢女
画像 絵本合邦辻(国会図書館D) 天文学者の高橋作左衛門(息子の通称)とその父である作左衛門(父)は浪花の下級役人でしたが、天文学が発達するにつれて需要が増したので、兼ねて出世することになりました。 作左衛門… -
歌人・紀貫之、京都の鬼門を守護する怨霊だった!?
平安時代の歌人であり、『土佐日記』の作者、『古今和歌集』の編者としても知られる歌人が紀貫之(きのつらゆき)である。 彼は『竹取物語』の著者とも言われており、平安期の代表的な文化人である。紀氏は和の五王時代に紀州(現… -
江戸奇伝 『百姓幸助と身代わり如来』
大般若波羅蜜多經. 卷第11(国会図書館D) 幸助は、信濃国では清助という名前ですが、江戸の高家に仕えているときは太田幸助と名乗っているので、江戸では幸助と呼ばれています。 幸助は叔父が生きていた頃に叔父…