カテゴリー:古文書
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オシラサマは、岩手県をはじめとした東北地方で現在も見られる民間信仰の一つ、そして屋敷神である。柳田國男の『遠野物語』で広く知られるようになったこの信仰は、「オクンナイサマ」「オシンメサマ」などの別名で各所に広く見られてい…
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天の逆鉾(あまのさかほこ)は、日本神話に登場する神器の一つで、宮崎県と鹿児島県の県境にまたがる霧島連山の主峰:高千穂峰(たかちほのみね)山頂に突き立てられた鉾である。
柄の部分が埋まり、穂先が天上を向いているこの不…
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気候変動、砂漠化、環境破壊などが原因でその規模が縮小しており、将来的に消失してしまうのではないかと危ぶまれている湖は、世界各地に点在している。
そして現に、古代の文献に記されていながら現代ではすでに消失してしまった…
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ギリシャ神話における全知全能の神と呼ばれるゼウス。マケドニア王妃であったオリュンピアスが、息子であるアレクサンドロス(のちの大王)をゼウスの子であると流布していたという逸話も残るほか、信仰が浸透していた当時の王たちがこぞ…
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2014年のオランダで、ドレンテ博物館が所有し展示していた一体の仏像が医療センターのCTスキャンにかけられた。そしてその結果、仏像の中にはおよそ1000年以上前の僧侶のミイラが入っていることが判明し、地元をはじめ日本でも…
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百合若大臣は、室町時代に成立した百合若という名の架空の武者を主人公とする物語である。幸若舞(こうわかまい)や浄瑠璃などの題材となり、大分県や壱岐(長崎県)にも伝説として伝わっている。
弓の達人で鉄の弓でも引けるほど…
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画像『遠野物語 全訳注 (講談社学術文庫) 』
民俗学者柳田國男が発表した『遠野物語』(1910)は、今もなお人々に読み継がれる説話集である。彼の代表的な著作としても知られており、民俗学者谷川健一は「私たちが失った…
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エジプトをはじめとして、世界の各地にピラミッドと称される建造物などが存在している。
日本や南極、果ては火星にまでもピラミッド型の遺物が残っていると言われている。しかし、ピラミッドの発見は陸地のみに留まらない。なんと…
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超人的な逸話や伝説の残る日本の歴史を代表する人物「聖徳太子」。実は存在しなかったという説から、キリスト教徒の関係を示唆する説など、オカルトに絡む数々の話題にも事欠かない存在となっている。そんな聖徳太子の超人的逸話の一つと…
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紀元前2千年紀のヒッタイト帝国時代に書かれた、何万もの古代粘土板の中に散りばめられた秘密の文章がトルコで発見された。この奇妙な楔形文字が何を表しているのかはまだ誰にもわからないが、3000年以上前の失われた言語のようだ。…