カテゴリー:妖怪
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蛇は昔から非常に執念深い生き物であると考えられていたため、もし捕まったりして半殺しにでもされようものなら、必ずその仕返しをするためにやってくると考えられていた。
例えば草むらに追い込んで棒で打った人には毒気を吹きか…
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あたごは和歌山県で昭和70年代に噂された妖怪である。
国道42号線にある、あたごトンネルに出現したため、この名前で呼ばれるようになったのではないかと言われている。
トンネルの中に入ると、白髪の老人が自転…
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とば入道は北海道に伝わる妖怪だ。
とある道は国道の裏道として地元の人達によく利用されていたが、いつしか魚の干物であるトバを奪う化け物が出ると噂になっていた。
今から30年ほど前、ある人が町の寄り合いの後…
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普段は優しそうなお婆さんで、子供に優しく声をかけている。
そんなお婆さんがある日、「いい話があるから耳を貸してごらん」と囁きかける。子供がたいして警戒することもなく耳を寄せると、お婆さんは豹変して寄せられた子供…
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徳島県徳島市の中央にそびえる阿波地方の、象徴的な山が眉山という山である。この山の麓にある防塵蛇の奥の宮には、奇妙な子供の幽霊(ないしは妖怪)が出ると言われている。
氏子である某老人によると、この神社の奥の宮には…
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アトラスでも何度か紹介している都市伝説の妖怪に、神戸の六甲山付近に出没するという「牛女」がいる。
一般的に頭が牛で、体は人間の女性だとされている。災いを予言する人頭牛身の妖怪「件(くだん)」のように予言をする、…
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渋谷駅やその周辺にあるコインロッカーから、奇妙な鳴き声がする。
不思議に思って戸を開けてみると、赤ん坊のようなものが這いずり出て来てしがみついてくる……これが渋谷の子泣き爺だ。
だが、厳密には渋谷の子泣…
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きのこは柳田國男が「遠野物語・山の人生」で報告している妖怪である。
奈良県の吉野地方に出る怪物で、3~4歳ぐらいの子供のような姿で木の葉の着物か青い衣を身につけているという。子供らしく悪戯好きで、山で仕事をする…
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これは、山口敏太郎が当時千葉県市川市に住んでいた姪から聞いた、学校の通学路に出るとされた都市伝説の妖怪である。
片腕じじいは帰宅途中の子供を見つけると大きな声で「おい、待てそこの子供!」「おい、うるさいぞ!」な…
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大阪市北区与力町には昔、巨大な百足の妖怪が住み着いていた「百足屋敷」なる家があったという。
この家は地元でかなり噂になっていたようで、家賃無しにしても借り手がつかないほどであったという。
明治27、8年頃、あ…