カテゴリー:妖怪
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いそがしは熊本県の松井文庫に所蔵されている妖怪絵巻『百鬼夜行絵巻』に記された妖怪である。
元ネタは一番有名な真珠庵に伝わる「百鬼夜行絵巻」の中に描かれている、翼が生えて本物の鳥のようになった鳥兜…
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昭和の子供向け妖怪図鑑は、子供向けに色々インパクトの強い表現や表記を行い、当時の子供達に多大な印象を与えた妖怪を掲載していたものが少なくない。
まずは「世界妖怪図鑑(立風書房)佐藤有文」にあるかなり…
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以前、アトラスで紹介した都市伝説の怪人に、「耳削ぎ婆」というものがある。
優しそうなお婆さんで、子どもに「いい話があるから耳を貸してごらん」と言うのだが、素直に耳を傾けると子どもの耳を切り取ってしまうというもの。子…
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アトラスで監修を行っている作家にしてオカルト研究家の山口敏太郎は、妖怪に関する研究資料として多数の貴重な妖怪関連資料を持っている。
中でも特筆すべきは江戸時代の妖怪絵巻だ。
山口が所有している妖怪…
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チョンチョンはかわいい語感をもつが、画像の通り不気味な姿をした、南米の先住民族マプチェ族に恐れられた存在である。
体は無く、巨大な頭だけの怪物で大きな耳を羽ばたかせて飛行するのだという。そして、耳を…
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八束脛(やつかはぎ)は下野国(千葉県)に昔から住んでいたとされる巨人である。
名前の由来は、臑(すね)の長さが8つかみもあるほどの長さがあるという意味であり、ここから推測すると臑の長さは80センチほ…
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橋姫は本来、外敵の侵入を防ぐ橋の守り神であるが、非常に嫉妬深い性格をしているとされたため、後に妖怪としての側面を持つようになった。現在でも、橋姫というと以下の伝承を元にした妖怪のイメージが強い。
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この妖精は、自分の子供を人間の子供と取り替えてしまうという。この妖精にすり替えられてしまった子供が「取り替え子(Changeling チェンジリング)」である。
ヨーロッパを中心とした、様々な地域で伝承が残って…
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青坊主は江戸時代の絵師、鳥山石燕の「画図百鬼夜行」にて紹介されている妖怪である。
草庵の下にたたずみ、僧侶の法衣らしきものを着込んだ一つ目でざんばら髪の妖怪の姿で描かれている。しかし、解説などは一…
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今から40年ほど前に、静岡県の小学校で噂が流行したという怪人物に「ロクロウ」というものがある。
この謎の怪人「ロクロウ」は、パンタロンにチューリップ帽といういかにも当時の70年代ファッションに身を包み現れるという。…