- Home
- 過去の記事一覧
カテゴリー:妖怪・幽霊
-
山の中から呼びかけてくるのは…妖怪?山梨県「待て待ての沢」
「待て待ての沢」は山梨県の追分と呼ばれていた集落に伝わる妖怪である。 かつて山仕事をする人々はボッカ衆と呼ばれていた。 追分集落の近所にはこのボッカ衆の休憩所があり、山に少し入った所に沢があった。… -
猛り狂うチベットの鼻息荒き魔人!『魔人ズウー』
『魔人ズウー』は別名『ズー』『ズウー』『ズゥー』 という様々な呼称があり、昭和の頃の子供向け妖怪本で人気を博した妖怪である。 情報によると、チベット・トルクジャン地方に出没する妖怪であり、その存在はダライ・ラマ… -
児童書や漫画に登場するたびに姿が変わるブラジルの妖怪「怪力男サッシー」
「世界妖怪図鑑(立風書房)佐藤有文」には数々のトラウマ妖怪が紹介されているが、中でも昭和の子供を恐怖のどん底に陥れたのは「怪力男サッシー」である。 「ブラジルのジャングルにあらわれる黒人の大男。一本足で怪力無双、し… -
凍った死体を投げ捨ててくるスウェーデンの巨人!?「投げ捨て魔人」
冬の明け方、スウェーデンの民家の屋根や窓に向けて、凍った人間の遺体を放り投げてくる魔人。身長は100メートル、骸骨の姿をしており、「投げ捨て魔人」と呼ばれている。 この魔人は、野原で凍死した人間の遺体を集めては投げ… -
猫に変じ、天へ昇った老婆「猫多羅天女」
鳥翠台北茎の記した江戸時代の文献「北国奇談」に「猫多羅天女」の記述がある。 それによると、佐渡国にある老婆が1人で住んでいた。夏の夕暮れのこと、一匹の老猫が老婆を慰めるように砂の上で転がり始めた。老婆はその猫の様子… -
波打ち際までしかやってこない謎の怪火「かりやたろう」
「かりやたろう」は愛知県知多半島野間海岸の磯に出る怪火である。 「かりやたろう」と声をかけると近くに飛んできて頭上でぐるぐると旋回しはじめ、次第に大きくなって最終的には風呂桶ほどの大きさになるという。 海上を… -
怪物界のグレートマザー、不老不死の蛇身女神「エキドナ」
『エキドナ』はギリシャ神話に出てくる怪物であり、神である。上半身は絶世の美女であるが、下半身は大蛇であり、場合によっては背中に翼が生えた 姿で表現されることが多い。 基本的に、不老不死の存在とされているが、ペロポ… -
寝ると太るだけの妖怪「寝肥」はなぜ産まれた?
寝肥(ねぶとり)は江戸時代の書物「絵本百物語」にて紹介されている妖怪。 日中は普通の、場合によっては絶世の美女なのだが、夜になって眠りについた途端に豹変する。 体がどんどんと膨れあがり、異常なまでの肥満体にな… -
人間の体内に潜み、罪を神に伝える妖怪「三尸」
三尸(さんし)は人間が生まれたときから体内に棲んでいるという三匹の虫で、上尸 、中尸、下尸の三匹あわせて三尸と一括で呼ばれることが多い。 姿に関しては諸説あり、寄生虫のような虫そのものの姿をしているというものもあれ… -
風が吹いたら蘇る 不死身の獣「風生獣」
風狸とも言う。狸ほどの大きさで青い毛に覆われ、豹に似た姿をしているとされている。 非常に生命力が強く、刃物で切りつけたり突き刺したりしても簡単には死なず、燃やそうとしても毛の一本も焼けない。 金槌…