- Home
- 過去の記事一覧
カテゴリー:怪談
-
現代でも目撃された因縁の怪火「青頭巾の火」
江戸時代の文献、雨月物語などでも知られる怪談「青頭巾」。 かつて寵愛していた稚児の死を受け入れられず、発狂して稚児の死体を食べてしまってからというもの食人鬼と化し、里の墓を暴いて死体を貪る妖怪となってしまった僧侶の… -
【都市伝説】「これでもない」
今から約30年近く前、世の中はバブル景気に涌いていた。 華やかな出合いと、派手な結婚式人々は一時の享楽にふけっていた。 ある日、港区の某交差点での車輌が複数巻き込まれる大事故が発生した。この事故では多く… -
【実話怪談】水死の予言
今から30年近く前にあった話と聞いている。東京の下町に一組の夫婦がいた。夫は粋な人形職人で、伝統人形の工房で腕を振るっていた。また、妻は質素ながらも、洒落た着こなしのできる良い女であった。 二人の住む家はお世辞… -
人気メニューに「あの肉」が混入!?「手首ラーメン」事件と「食」の都市伝説
食べ物に纏わる都市伝説は多い。 その発端のひとつは「手首ラーメン」であろうか。これは実際に起こった事件から派生した都市伝説である。 昭和53年7月5日、警察は暴力団員の幹部(当時30歳)を逮… -
波打ち際までしかやってこない謎の怪火「かりやたろう」
「かりやたろう」は愛知県知多半島野間海岸の磯に出る怪火である。 「かりやたろう」と声をかけると近くに飛んできて頭上でぐるぐると旋回しはじめ、次第に大きくなって最終的には風呂桶ほどの大きさになるという。 海上を… -
【実話怪談】御嶽山の死者が歩く道
これは筆者の高校時代の同級生Tくんが体験した奇妙な話である。 Tくんが中学生の頃、通っていた塾で自然の家的な施設に宿泊勉強会に行った。 夜になり肝だめしをしようということになり、何チームかに分かれた。 … -
【実話怪談】鎖の音
これはNさんと彼女の母が池袋にあるサンシャインシティに買い物に訪れた時のお話である。 無事に買い物が終り、彼女たちは雨が降る中、帰宅の途についていた。傘を手に2人で会話を楽しみながら歩いていたのだが、会話にまぎ… -
【実話怪談】黒い車の上の女
これは妖怪本舗のアルバイトNちゃんの不思議体験である。 ある日のこと、NちゃんはY線のM駅に向かうため、昼間の交差点で信号待ちをしていた。信号が青に変わり、渡ろうとした時だった。 『うががが… -
【怪異証言】 猫餅
これは江戸川区に住むDさんから聞いた話である。 Dさんは長く続く農家の家系であった。Dさん自身も農家に従事しておりたくさんの野菜をつくっている。そんなDさんの家には不可解な不文律があった。 … -
【実話怪談】あしあとひとつ
どこの学校にもよくある、七不思議にもならない些細な、しかし奇妙な出来事のひとつに「天井についた足跡」がある。 教室や、時には体育館のような非常に高いところの天井に、判で押したようなやたらくっきりとした足跡がぽつんと…