投稿 匿名希望
敏太郎先生、愛夢さん、タートルカンパニーの皆さん、こんばんは。ATL3rd 171を視聴して、悪霊・怨霊の類いが全く寄って来ないので、ホッと胸を撫で下ろしている、大阪の圭子です。
今日は稲荷神社に稲荷狐を届けた話です。
息子が中学生の時でした。保護者として学校の用事を済ませ、帰ろうと自転車に乗った時のことです。何故か家とは違う方向に向かいました。来た道を戻らなかったのは覚えていますが、途中の記憶がありません。気がつくと知らない町に来ていました。近くをj rや国道が通っているので、全く知らない土地ではないのですが、一度も訪れたことがありません。
目の前に朱塗の鳥居がありました。「私、何をやってるんだろう?」引き返そうと自転車をこぎました。暫くすると、あの鳥居が見えてきます。先程と同じ場所に向かっているのです。今度は道を変え、jrの線路を渡り家に向かいました。それなのに、またもや鳥居が見えてきます。迷路でもないのに、ぐるぐる回って何度も同じ場所に戻ってくるのでした。
もう疲れてしまって、諦めて鳥居をくぐりました。そこは信太森神社(しのだのもりじんじゃ)の参道でした。安倍晴明所縁の葛葉稲荷神社(くずのはいなりじんじゃ)です。
お参りした後はすんなり家に帰り着いたので、まさに狐につままれたようでした。
それから7年が経った頃、急に「信太の森が呼んでいる」と息子が言い出し、私が「じゃあ、行っておいでよ」と言うと、呼ばれているのはあんただと言います。何年かぶりに二人でお参りすると、御神木の根元から狐が顔を出しました。信太森神社の稲荷狐は白いと思っていたら、このコは茶色です。狐はぴょんと私に飛び乗り、「稲荷山」と言いました。そこから10日ほど首が回らない状態になり、息子が稲荷山を調べてくれて、わざわざ有休を取って伏見稲荷に出かけました。下では降りなかったので、イノシシ注意の山の途中まで行って、やっと降ろすことができました。
そして、今年のお正月のことです。初詣は近所の神社で済ませたのですが、境内がガラ空きなので、隅の稲荷社にふと目が留まりました。前まで行き、お賽銭を出そうと下を向いた時です。手のひらくらいの大きさで、丸いフワフワした影が、わらわらと押し寄せて私に飛び乗ってきました。首から背中、腕まで固まったように重くなっていき、「やられたー」と思いましたが、どうしようもありません。
帰宅して息子に、「お母さん、何か拾ってしまったわ」と言うと、息子が目を吊り上げて「なんで初詣なのに信太に行かないんだ?」「早く信太に行け」「あんたは信太に呼ばれてる」などと言いながら、詰め寄ってきます。息子の様子も変なので、日が落ちかけていましたが、二人で信太森神社へ向かいました。
神社の鳥居をくぐろうとした時です。丸いのが一斉に降り、わらわら御神木めがけて走って行きました。「あー、子狐だったのか」私の体はスッと軽くなり、息子も元に戻りました。稲荷狐を二回運んだことになります。彼らは自由に行き来できそうなものですが、違うのでしょうかね?
以上です。

