アイドルやスターが襲撃されるという事件はこれまで何件も発生している。美空ひばりや松田聖子などは、公演中に襲撃に遭ったということで知られているが、吉永小百合は自宅に押し入られたという衝撃的な出来事に遭遇していたという。
1963年8月。前年に映画『赤い蕾と白い花』の主演と主題歌の歌唱、また橋幸夫とのデュエット『いつでも夢を』の大ヒットによって人気を獲得した吉永だが、当時渋谷区代々木で暮らしていたその彼女の自宅にいきなり男が侵入してきた。
事件当日、吉永の自宅では彼女を含め家族5人がいた。彼女が妹と一緒に2階へあがったところ、そこに見知らぬ男がいることに気付き、二人は急いで階下へ逃げた。男は、応接間の屋根伝いに窓から侵入、なんと1時間ほど前から潜伏していたという。
この異常事態に両親はすぐさま警察へ通報、その間、吉永は襲われそうになるも、妹が男から彼女を引き離し距離を置くことができたという。
その後、警官6人が吉永の自宅に駆け付け、これで男も逮捕されると思われたその瞬間、なんと男がその場にいた巡査部長めがけて発砲、命に別状はなかったが全治2ヶ月の重傷を負うこととなった。
この発砲によって、その後300人もの機動隊が出動するほどの騒動に発展することとなり、30分の睨み合いの末、ついに夜10時20分、男は拳銃を捨てて投降。吉永も、足に軽いケガを負ったものの、それ以外は残りの家族も皆無事であった。
調べによれば、男は熱烈な吉永のファンであったということで、なんと彼女の体に自分の名前を刻むつもりで彫り道具まで持参していたという。結婚したいと思ったが無理だと悟ったことの自暴自棄的な犯行であったようである。
ところで、彼女はこの事件以外の、全く別の事件に”巻き込まれた”こともあった。
その事件とは、現在も日本の未解決事件として知られる「草加次郎事件」と呼ばれる事件である。
1962年から翌年にかけて十数件に渡って発生した「草加次郎」と名乗る人物による爆破・脅迫事件であり、真犯人がわからないまま1978年に公訴時効が成立。実は、男が自宅を襲撃したその年、吉永のもとにもこの草加次郎と名乗る人物からの脅迫文が、5月から9月にかけて計7通も届いたという。
そこには、金銭を要求する内容が記されており、封書には弾丸も入っていた。幸いにも直接の被害はなかったものの、このような脅迫事件のさなかに襲撃事件が発生したというのも、非常に恐ろしいものである。
【参考記事・文献】
・https://gossip-history.com/g00935/
・https://magazinesummit.jp/entertainment/1217100170222
・https://dailynewsonline.jp/article/1853469/?page=all
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【文 黒蠍けいすけ】
画像 ウィキペディアより引用
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