サイトアイコン ATLAS

アニメ「ラ・セーヌの星」と「ベルサイユのばら」の不思議な縁

『ラ・セーヌの星』は、1975年に放送された日本のテレビアニメ。フランス革命の頃のパリを舞台に、仮面の美少女戦士「ラ・セーヌの星」が庶民のために戦う勧善懲悪ストーリーであり、変身ヒロインという要素を備えた作風でもある。

また、主人公である花屋の娘・シモーヌが実はマリー・アントワネットの異母妹であり、終盤には憎むべき敵として見てきたマリーとの再会と、これまで守ってきた民衆たちによるマリー打倒の板挟みに苦悩をする展開が繰り広げられる。

普段はおっとりとしたシモーヌが、ラ・セーヌの星となって毅然とした姿で悪漢たちを相手に立ちまわる様は当時の少女たちの心を魅了し、その一方でポニーテールにベレー帽と仮面、何より太ももを露わにしたレオタードという出で立ちから、一部の少年たちの心も鷲掴みにした。

作中では、シモーヌが花売りのためにベルサイユへ徒歩で訪れるシーンがたびたびあるのだが、よく考えてみると、パリ中心部からベルサイユまではおよそ20kmも距離が離れており、それを徒歩で行き来するとなると往復10時間は下らない。これがラ・セーヌの星の強さと美脚を生み出しているとか、いないとか・・・

ところでこの「ラ・セーヌ」、アニメOP曲の歌詞が『UFOロボ グレンダイザー』のOP曲の歌詞とあまりにも酷似しているとの指摘がある。

メロディや歌詞をところどころ入れ替えても自然に歌えるほどだと言われているが、その理由は作詞者・作曲者がそれぞれ保富康午・菊池俊輔と全く同じだからだと考えられている。その「グレンダイザー」がフランスで人気を誇っているというのも不思議な縁である。

さて、時代背景を見るとお解りのお通り本作は、『ベルサイユのばら』と設定的に通じる部分が多くある。「ベルばら」が貴族視点とすれば、「ラ・セーヌ」は民衆視点といっても良いかもしれない。

実は、当初は『ベルサイユのばら』のアニメ化が企画されたのだが、諸般の事情によって見送られてしまい、そこで完全オリジナルとして再編成されたのが本作だった。その際、手塚治虫の『リボンの騎士』の要素が用いられたという。

「ベルばら」の代わりとして誕生した「ラ・セーヌ」であるが、実に不思議な縁もある。当時、アニメ『ルパン三世』第101話「ベルサイユは愛に燃えた」にて、実際の「ベルばら」アニメ化に先立ちオスカルがゲスト出演をした。その際に、オスカルを演じたのが、シモールすなわちラ・セーヌの星を演じた二木てるみだったのだ(その後の実際の「ベルばら」アニメ化では田島令子がオスカルを演じている)。

【参考記事・文献】
https://x.gd/2kfMT
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31664.html
https://www.uta-net.com/song/14177/
https://www.uta-net.com/song/5524/

【アトラスニュース関連記事】
オスカルの葬儀で多くの女性ファンが号泣?!「ベルサイユのばら」伝説
全てニセモノ?はじめから存在しなかった?「ルパン三世」都市伝説ミステリー

【アトラスラジオ関連動画】

【文 ナオキ・コムロ】

画像『〈ANIMEX1300 Song Collection シリーズ〉(2)ラ・セーヌの星

人気アーカイブ in THIS WEEK

横浜流星」と「横浜ベイスターズ」の関係

詳細ページ

うたのお姉さん」アノにおいが大好きで・・・

詳細ページ

相席スタート山添、いまだに相方に金の無心詳細ページ

飛行中も機内でトレーニング!プロレスラー「小橋建太

詳細ページ

不思議な国のアリス「ルイス・キャロル」、ロリコンではなかった!

詳細ページ

モバイルバージョンを終了