2025年1月22日に放送された『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日 水曜 2:34)ではブレーク中のピン芸人、みなみかわがVTRで出演、賞レースや若手の売れ方について熱く語った。
「ボクが芸人になりたての頃は、テレビで売れたいのならM-1で最低でも決勝に残るのが必須。それ以外は完全に邪道。全く勝てず、もう無理だと諦めかけてもあと1年頑張ろうを何度も繰り返した。そして負け続けたまま歳を重ねコンビを解散し、M-1も諦め、芸人も引退しようと考えた」と苦しかった若手時代を振り返った、みなみかわ。
しかしその後は、M-1を純粋に目指していた頃には考えつかなかったような邪道なことをして少しずつ仕事が増えていったという。
さらにみなみかわは、「考えてみれば、吉本以外の芸人が賞レースに1年のすべてを費やすのは20代までだと思う。吉本の芸人ならずっとそれにかける価値はある。劇場出番や営業もある。しかし、吉本以外の芸人はこの1年に全てをかけるにはリスクが高い。M-1だってキングオブコントだって、大きく括れば吉本の事務所ライブだ」と主張。
続けて、M-1グランプリとキングオブコント以外の賞レースが増えすぎて、優勝しても必ず売れるわけではなくなったしまった現状を指摘。
賞レースで勝つことが売れるための絶対的なルートではなくなってしまったため、現在の若手が賞レース以外でみなみかわが言うところの邪道な売れ方を安易に求めていることを危惧していると語った。
このみなみかわの意見を聞いた、本人もまた吉本芸人ではない番組MCの井口浩之は「個人的な意見かもしれないですけど、やっぱり20年やってそこに行った人の方が面白くて・・・」と、これまで賞レースに一途に挑み、他の道も模索して苦しんだ上で現在は売れているみなみかわを支持した。
お笑い賞レース乱立で
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(ばや 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)