堀ちえみは、歌手や女優として活躍する人物である。1982年に『潮風の少女/メルシ・ボク』でアイドル歌手としてデビュー、この年デビューの同期アイドルらと合わせて「花の82年組」の一人にも数えられている。
1983年には、ドラマ『スチュワーデス物語』にて初主演を果たし、「私はドジで間抜けでノロマな亀です」などで知られるセリフは流行語にもなった。結婚・離婚を繰り返し、計7人もの子供がいる子沢山としても知られる。
1987年に突如芸能界引退を表明、89年には松竹所属の芸能活動を再開。2019年には舌癌を自身のブログにて公表、以後はメディア出演や講演会などを通じてがんの実体験を伝えるといった活動も展開している。
高校生のころ、すでにアイドルとして活躍していた堀であるが、学校に通いながらの芸能生活には、やはり苦労も多かったようである。そんな中で支えになったのは、同級生であったタレントの松本明子の存在があったのだという(松本は堀の翌年に芸能界デビューをしている)。
堀によると、芸能活動が多忙なために学校にすら行けないような状態であったが、その間に全てのプリントをコピーして、届けてくれたのが松本であった。松本は登校皆勤賞であり、そんな堀を手助けしようと尽力していたという。
しかし、同じ学校にアイドルがいるということの弊害からか、堀が登校すると上履きがいつもなくなっていた。明らかに校内にいる堀ファンの仕業ではあったが、教員からの注意があろうと上履き盗難は続いた。
そんなある時、堀が学校へ行くと上履きがしっかりと下駄箱にある。そのまま卒業まで上履きがなくなることはなかったのだが、実はこれは松本が自分の給料から上履きを購入し、堀が「朝一番に嫌な思いをしない」ように気遣って上履きを入れておいたという。このことを知ったのは、10数年後に両者が共演した番組の中だった。
心温まる話もある一方で、彼女は衝撃的な事件の目撃者となったことでも話題になったことがある。
2016年、大阪市北区の駅北側の交差点で、乗用車が猛スピードで歩道に突っ込み、次々と歩行者をなぎ倒していったという暴走事故が発生した。11人が救急搬送、車の運転手と歩行者の2人が死亡する結果となったこの事件は、人通りの多い真昼の繁華街を騒然とさせた。
この事故に、なんと堀が現場を目撃したという。
この日、堀はマネージャーとタクシーに乗り銀行に立ち寄っていた。その後、交差点の赤信号でタクシーが停車をしたところ、その交差点の右手側に何人もの人が倒れ込んでいるのが見えた。若い女性が道路に飛ばされ、傍にいた人が泣いているような様子だったとのことで、堀は2008年に発生した秋葉原無差別殺人事件を脳裏によぎらせ、「テロ」なのではとも思ったそうだ。
良くも悪くも、こうした彼女の周囲で起こったエピソードは、アイドルという存在であったことに起因する彼女の何らかの引き寄せのパワーによるものだったのだろうか。
【参考記事・文献】
・https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/01/03/kiji/20220103s00041000319000c.html
・https://www.sankei.com/article/20160226-DR2F76P5H5L7VBBT3RS4ECU32I/
・https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1608989.html
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【文 ZENMAI】

