【発見】混線で機密事項が漏えい!?「米軍とUFOの交戦記録」

1972年1月13日、アメリカはオクラホマ州の新聞に驚愕の記事が掲載された。それはアメリカ空軍がUFOを確認、緊急出撃が行われたというものだった。

この衝撃の事件を知ったのは、なんと一般人であった。12日の夜8時頃、市内在住の主婦が娘と電話で話をしていたところ、電話が混線。なんとその内容は北米防空司令部NORADから他の基地に向けて送られた緊急通信だったのだ。

それによると、アメリカ空軍は領空内に複数のUFOが飛来していることを察知。迎撃に戦闘機が緊急発進され、カリフォルニア上空で交戦され、空軍の2機が撃墜されたがUFOも2機撃墜に成功したというのだ。

この衝撃の通信は1時間以上も続き、終盤にはニクソン大統領の声も混じっていたという。




さらに、この日カリフォルニアではUFOらしき謎の発光体を目撃したという証言が多数出てきており、またロサンゼルスのイングルウッド付近の海岸で旅行者が海に墜落する謎の物体の模様を8ミリカメラで動画撮影することに成功していたのである。

非常に衝撃的な事件だが、実はこの事件は明らかなでっち上げであることが判明している。当時のアメリカの電話は共通回線を使っていることが多かったため、混線が起きることが多かった。しかし、軍や政府の回線と混線が起きることはあり得ないとされている。実際、記事に出てきたNORADもすぐに報道内容を否定しており、物証とされた動画もSF映画のワンシーンを切り取って加工しただけのものであることが判明したのである。

1970年代は世界各地で派手なUFO事件が報告されていた年代でもある。今回の事件も注目を集めるために作られたUFO事件だったのではないかとみられている。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




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