【鬼気】一晩で30人以上が殺害された「津山三十人殺し」

本日午前2時半頃、神奈川県相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」にて、刃物を持った男が施設内に進入。19人が心肺停止、20人が重傷、その他ケガ人が多数出ている。犯人の男は午前3時に津久井警察署に出頭した。

男は施設の元職員とみられ「施設を辞めさせられ、障碍者に恨みがあった」と供述しているという。また、犯人の男は2月に今回の犯行を予告していたような内容の記載された手紙を持って衆議院議長公邸を訪れていたり、同月に措置入院した際には大麻の陽性反応が出ていた事などが知られている。

この事件を聞いて「津山三十人殺し」を思い出した人も多いのではないだろうか。




津山三十人殺しこと津山事件は、1938年(昭和13年)5月21日未明に、岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両集落で発生した大量殺人事件である。犯人は日本刀、猟銃、斧を使用し、2時間足らずの間に28名を殺害、5名が重軽傷を負った。なお、犯行後に犯人は自殺。被疑者死亡で不起訴となっている。折しも太平洋戦争中であり、この事が当時大々的に取り上げられる事はなかった。

犯人のTは病気により徴兵がされず、村の人々から差別を受けたことを犯行の理由に挙げている。閉鎖的な村社会で孤立した犯人が、事件後に迷惑がかかることを恐れ、まず自分の家族から殺害し、次に村人の殺害に至った。

この経緯は、1913年9月4日にドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州・ミュールハウゼン村(現在はミューラカー市 Mühlacker の一部)で発生した大量殺人事件「ワグナー事件」との類似性が指摘されている。




この事件には非常に衝撃的な内容でもあったためか、様々な風聞がつきまとった。実はTに子供がいたとか、実際の死者数はもっと多いなどと言われている。ここ十年で話題となった村系都市伝説「杉沢村」もこの事件がモチーフになっているのではないかと言われている。この「杉沢村」は、大量殺人事件が起きたために廃村となったという噂から生まれているのだ。

現在では当時の地名も消え、その犯罪の傷跡はなくなっているが、現在の地名は伏せておく。なお犯人の姉が近年まで生存しており、飲食店を営んでいた。幸いにも犯人の姉への表だっての差別はなかったが、同じ没年の墓石がやたらと目立つ部分など、この地の墓地は異常な雰囲気を醸し出しているという。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

※写真はイメージです

津山三十人殺し

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