都市伝説

どこまで「都市伝説」か?『銀魂』実写化問題は非常に複雑な事態に

現在、インターネットでは『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『銀魂』の実写映画化の報道が流れ「デマか」「真実か」で大混乱になっている。

現在、一部の報道では主演は小栗旬と報じられ混乱が生じているが、ジャンプをはじめ集英社からは正式なアナウンスがされてない状態であり「デマ」か「真実」かで大きな議論となっている。




ツイッターでは「銀魂実写映画化反対」というタッシュタグまで作られ、実写化を阻止しようという運動も行われ噂が噂を呼び何が本当かわからない状態が続いているという。

本騒動の発端は某インターネットサイトが報道した出版社関係者のリーク情報であり、この時点では正式発表ではないため「ガセネタではないか?」という意見も相次いだが、その後、広島県の某衆議院議員が「近所で『銀魂』の撮影が行われている」とつぶやき再度、信ぴょうせいが増した。しかし、某衆議院議員のツイートはその後裏の取れていない情報だったことが判明し、議員はツイートを削除した。

その後、「主演は小栗旬」という情報がどこからか湧き出し、再び情報が錯綜している。今や『銀魂』実写化問題は「都市伝説」と仮している。

そもそも『銀魂』はパロディネタが多く、アニメを制作すれば、放送事故スレスレの挑戦的スタイルで話題となった作品。何度も最終回を匂わす演出をし視聴者を惑わしたことから「終わる終わる詐欺」という言葉が誕生したりと常に話題が途切れなかった。

そんな『銀魂』だけに今回の実写化騒動も壮大なフリという可能性も捨てきれないところが今回の騒動のミソで、「正式発表があっても最後まで信用できない」というまさに「何がなんだかわからない」という状況になっている。

しかしながら、「銀魂実写映画化反対」に賛同している多くのファンの気持ちは本当に「実写化反対」らしく、仮に「実写化」が本当でもバッシングを受けるのは間違いないと思われる。

(文:望月歌寿彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

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