【都市伝説】「オウム事件」きっかけで大きく路線変更させられた特撮番組





本サイトの既報のように、7月6日朝、オウム真理教の元教祖・麻原彰晃(本名:松本智津夫)を含む教団関係者7名の死刑が執行された。

先日、ATLASでも報じたが、当時のヒットアニメに麻原の顔写真が使用されていた事件のほか、とある大ヒット漫画がオウムの一連の事件を予見したりと、オウム真理教は不思議とアニメや漫画などポップカルチャーとの関連性が高い。

これは、教祖たる麻原ほか教団幹部にいわゆる「アニメオタク」が多く在籍していたためという事情もあるが、その影響は1995年の地下鉄サリン事件後も続いており、事件をきっかけに自主規制となったアニメや特撮番組は実に数が多いのだ。




例えば、1995年に放送されたメタルヒーローの『重甲ビーファイター』および『ビーファイターカブト』には主人公たちの協力者として「老師グル」というキャラクターが登場していたのだが、「グル」はオウム真理教教団内で麻原の尊称として使われていたため、サリン事件後は「グル」という名前は使用できなくなり、ただ単に「老師」と呼ばれるようになってしまった。

また、同じく1995年に放送された『超力戦隊オーレンジャー』も、番組のテーマの中に「超能力」や「古代文明」を盛り込んでいたため「オウム真理教を連想させる」とされ、その後のストーリーが大幅に変更になっていた。

また、細かい描写でいうと、これまで多くのアニメや特撮番組で頻繁に登場していた、「毒ガスを発射する怪獣」や、「毒ガスを使うような悪の組織の作戦」などは、地下鉄サリン事件以降は登場することがなくなっているほか、新興宗教そのものを登場させる描写も極力避けられるなど、事件発生から20数年が経過した今も緩やかではあるが、いまだに自主規制が続いているようだ。

(安坂由美彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

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