岩壁にびっしりと描かれた無数の手形 クエバ・デ・ラス・マノスの洞窟





フランス・ラスコーの洞窟壁画しかり、世界中には古代の人々が描き残した壁画が存在する。壁画には生き生きとした動物や狩りの様子、儀式や恐らく神を描いたものなどがあり、当時の人々の生活の一端を垣間見ることができる。

だが、そんな洞窟壁画の中には奇妙なものもある。壁中に無数の手形が残された洞窟壁画だ。

関連動画
La cueva de las manos






アルゼンチンのパタゴニアはピントゥーラス川流域に存在するクエバ・デ・ラス・マノスの洞窟は多くの手形壁画が残されている。

岩壁には周囲がぼんやりと赤や黒、白の塗料で縁取られた手形がランダムな配置で、時折重なりながら描かれている。800以上も存在する手形の中には6本指のものなど、変わった特徴のものがあるという。

この手形は壁に手をかざすか当てるかした上から、ヘマタイト等による塗料を吹き付けることで記されているという。この洞窟の中には他にも様々な壁画があり、動物を描いたものなどもあるのだが、手形とは時代的な隔たりがかなりある。動物などの壁画が紀元前7000年ごろのものが多いのに対し、手形壁画は紀元前600年頃と比較的時代が新しいという。




このような壁画はインドネシアやスペインでも発見されており、年代は様々だ。

なぜ手形を残したのかについても様々な説があり、壁画を残した人物がサイン代わりに残したという説もあるが、クエバ・デ・ラス・マノスの手形は大きさや左手のものが多いことから「成人の証として壁に残したのではないか」とする説が出てきている。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 ©Todo Noticias YouTube

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る