ゴムのような肌をもち、膨らんで爆発もする謎の生物「ガムベルー」

アメリカのグレイス・ハーバーからフンボルト湾までの太平洋沿岸で霧が多く発生する地域では、木材切り出しが行われている森に大きな迷惑をかけるある種の生き物が生息しているという。熊に似た大きな生物だが、幸いにも姿を現すのは非常にまれだという謎多き生物、ガムベルーだ。

ガムベルーは大きな杉の木の根っこに巣を作って潜んでいると考えられている。この生物は常に空腹で、食べ物のように見えるものは何でも口に入れようとするため、例えば林業作業で連れていた馬が全て食べられてしまう事もあるという。




ガムベルーの外見で一番特徴的なのは膨らませたガムのような丸い外見だ。全身は黒い熊のような滑らかな毛皮で覆われており、膨れた体のシルエットと相まって本当にゴム風船のように見えるそうだ。

実際にこの生物の皮は非常に伸縮性が高いようで、生半可な攻撃では傷がつかないばかりか、例え岩や銃弾を撃ち込まれようともそのままの勢いで跳ね返してしまうというのだ。正しくゴムのような性質を持っているとされている。

また、この生物は亡くなるときや生命の危機に頻すると、大きな爆発を起こして周囲一帯を吹き飛ばしてしまうという。また、燃える際にはセルロイドやゴムが燃えているような匂いを発するという。




この生物の生息域であるクースベイ近くの森林では火災が起きると、度々木が燃えたり崩れる音とはまったく違う破裂音が聞こえるという報告があるそうで、ゴムが燃えるようなにおいが感じられることもあるそうだ。

なお、この生物は1910年にアメリカで発行された「木こりの森の恐ろしい動物たち」に掲載されているものの一つ。ゴムや爆発など、19世紀頃の人々が生み出した新しい未確認生物のため、どこか身近な道具の構造を備えた造形となったのかもしれない。

(田中尚 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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