UFO・UMA

まっすぐな足を持ち、木に寄りかかって眠る巨大な未知生物「ハガグ」





アメリカの森の中にはハガグという名前の巨大な未知生物が生息しているという。

生息域は広くウィスコンシン州北部やミネソタ州北部、カナダのハドソン湾近くまで至るといい、大きさや生態はヘラジカに似ているとされている。

しかし、非常に特徴的なのは関節のない足と長い上唇だという。蹄が4つある棒のようにまっすぐな足で器用に歩くため、ハガグの歩き方は非常に変わったものとなっているそうだ。また、頭と首はなめらかな皮でおおわれており、毛が生えていない。奇妙な波形の耳は下に向かって垂れているという。




ハガグは一定のルートに沿って行動をする習性があり、ハンターたちはその痕跡をたどって遭遇を避けるという。ハガグは一日中歩いては小枝を拾い、丈夫な唇で樹皮を剥がして食べるという。また、特徴的な足のせいで横になることができないので、夜に眠る時は樹木によりかかるという。

ハガグは20世紀の頭にはすでに個体数が激減して、伝説的な存在となっていたようだ。知られている最後の個体は、ミネソタ州北部のタートル川の泥沼で足をとられていたもので、体重約800キロの若い個体だったという。

ハガグの姿は前述のとおりヘラジカに似ている点が多いため、やはりヘラジカの誤認だった可能性が高いと見られている。それに加えて当時のハンターたちの間で交わされていた噂が謎めいた不思議な生物を生み出したのではないかとみられている。

(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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